2022/04/12
私たちの姿勢は、前かがみになりがちです。
前かがみの状態では、重力に逆らうので背中の筋肉が働きます。
その時間が長く続くと、背筋は働き続け、酷使された状態になってしまいます。
背筋が酷使され、硬く収縮している時に、
背筋をさらに収縮させると、グキッ!と傷めてしまいます。
だいたいギックリ腰をするときというのは、
前にかがんだ時、
床に置いてあるものを持ち上げた時、
歯磨きや洗顔で前かがみになった時、
クシャミをして前かがみになった時、
など、背筋に負荷がかかった時によく起こります。
なので、背筋を鍛える運動をすると
逆に傷めやすいのです。
背筋の反対側にある腹筋は、普段あまり負荷がかからないので
衰えている人が多いものです。
おなかが出ている人をイメージしてもらうと、
背筋より腹筋の方が衰えていることがイメージできるかと思います。
腹筋がたるんでいて、背筋が張っているというアンバランスの場合、
腹筋を鍛えることでバランスが整い、腰痛予防にもなります。
腹筋運動をした後は、必ず、そこをストレッチしておかないと
それはそれで腰痛を引き起こす原因となりますので、
しっかりストレッチもしましょう。
もちろん、アスリートのように
腹筋も背筋も普段から鍛えている人が背筋を鍛えることは問題ありません。
【豊岡整体よぼう】
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