2025/05/15
糖分は、エネルギーになりますよね。
でも糖尿病のように
「血糖値の高い人は、エネルギーが作れず疲れやすい」って
意味わかります?
エネルギーの基であるブドウ糖は、
血管内にあってもエネルギーになることはありません。
細胞の中に取り込まれて初めてエネルギーとして利用できるのです。
筋肉や脂肪組織では、
すい臓から分泌される【インスリン】がそのカギを握っています。
そのカギを筋肉細胞に差し込むと、
ブドウ糖を招き入れるゲート 【GLUT4(ぐるっとフォー)】が、
細胞の奥から細胞の入り口まで移動してくるのです。
そしてブドウ糖は、このゲートを通って細胞内へと入ることができるのです。
細胞の中へブドウ糖が入ることで、エネルギーが作られ、
結果として血管内にあったブドウ糖が減るため血糖値が下がるのです。⤵️
インスリンは、血糖値を下げるために出ているのではなく、
ブドウ糖を細胞内に入れるために出ているのです。 ハイ!
ところが、インスリンの出が悪かったり、
働きが悪くて鍵穴にカギが入らないと、
GLUT4(ぐるっとフォー)を呼び寄せることが出来ず、
ブドウ糖を細胞内に入れることができないので、
エネルギーが作れず、疲れやすくなるのです。🥴
でも、このGLUT4(ぐるっとフォー)は、
運動をすることでも細胞の入り口まで来てくれて、
ブドウ糖を細胞内に招き入れてくれます。
インスリンに頼らなくても運動することで、
ブドウ糖が細胞内に入ってエネルギーが作られ、血糖値が下がるんです。🏃🏻🏌🏻♂️🏊🏻♀️⛹🏻♀️🚴🏻♀️
参考までに