鉄不足②貧血なのに正常値!?

「鉄分が不足すると貧血になる」というのはよく知られていますね。

赤血球は、ほぼ鉄(ヘム)とたんぱく質(グロビン)で出来ていて、
これをヘモグロビンと言います。

 

鉄が不足すると、赤血球の材料が足りなくなるため赤血球が作られなくなり、
貧血(赤血球が貧しい状態)になってしまうのです。

 

ヘモグロビンは、酸素を運んで細胞に酸素を渡すと、
代わりに二酸化炭素を受け取って肺に運びます。🚚

 

血液が赤いのは、ヘモグロビンの色です。

 

赤血球が貧しい状態になるとヘモグロビンの量が少ないので、
皮膚や粘膜が青白くなるのです。🥶

下まぶたを下げて「あっかんべー」😜をすると、
健常者では下まぶたの裏は赤いけど、
貧血の人は白っぽくなります。

 

赤血球が少なくなるので、全身に酸素を運べないので、全身の細胞は酸欠となります。

 

酸欠の結果、
めまい😵‍💫、息切れ、動悸、頭が働かない、イライラ😠、神経過敏になったり、
エネルギーを作れなくなるので疲労感や筋肉が働かないため
肩こり、腰痛などの症状も出やすくなります。

また髪にも影響が出て、
髪の毛が抜けやすくなったり👴🏻、年齢不相応の白髪👩🏻‍🦳になることもあります。

 

貧血かどうかは血液検査💉で判定されますが、
本当は貧血状態であっても正常値であると判定される場合がしばしばありますので注意が必要です。⚠️

それは水分の摂取不足で血液が濃縮されている時には、あたかも赤血球がたくさんあるような数値になってしまうのです。

 

ヘマトクリット値が(ヘモグロビン値×3)以上で、
かつ、 (総タンパクが7.6以上)または(アルブミンが4.5以上)🖊️
であれば血液濃縮🩸🩸が疑われます。

 

鉄不足は、貧血の他にも様々な症状を引き起こします(つづく)

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