2025/05/09
炎症を抑えたり、アレルギーや自己免疫疾患など、様々な症状に効くとされるステロイド剤。
そもそもステロイドは、腎臓の上部に位置する副腎で作られる【副腎皮質ホルモン】の一種【コルチゾール】です。
それが、自分の体内では作られなくなったから、外から薬剤として補わないといけなくなったわけです。
◆なぜ作れなくなったのか?
答えは、副腎が働き過ぎで疲れ切ってしまったからです。
◆なぜ疲れ切ってしまったの?
コルチゾールは、色々なストレスがかかった時に出るホルモンで「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
ストレスがかかるたびにコルチゾールを出し続けて疲れて切ってしまったのです。
その他にも 副腎は低血糖になった時に、血糖値を上げる働きもしています。
◆どういう時に低血糖となるの?
食事を抜いたり、食事の間隔が長い時。
あるいは、炭水化物の摂り過ぎによって血糖値が急激に上がると、 インスリンが出過ぎて、逆に血糖値が下がります。
血糖値が急激に上がったり下がったりを繰り返すと、副腎は疲れて働きが悪くなってしますのです。
ストレスを上手に解消しつつ、血糖値のコントロールをしましょう。
【血糖値コントロール】
食事は3食を基本とし、抜かない。
間食に次のものを補うことで少し血糖値を上げ、急激な乱高下を抑えます。
(おやつ本来の目的・・・食事だけでは足りない栄養やエネルギーを補うこと)
「焼いも」「干し芋」「甘栗」「素焼きナッツ」「小魚」「魚肉(ソーセージ、ちくわ、さつま揚げ)」「ゆで卵」などを適量。 食事の基本の食事「まごわやさしい」を意識しましょう。
ま・・・豆類、豆乳
ご・・・ごま、ナッツ類
わ・・・わかめ、海藻類、こんぶ、海苔(血糖値を上げるには不十分ですが) や・・・野菜(血糖値を上げるには不十分ですが)
さ・・・魚(タンパク質)
し・・・しいたけ(きのこ類)
い・・・いも