裏の顔の中に黄金がある

心理学博士ユングは、「シャドー(裏の顔=影)の中に黄金がある」と言っています。

物事には、すべて二面性【表の面と裏の面】があります。

 

わがまま、自己中心的、したい放題は → 自由、天真爛漫、のびのび、無邪気、創造的、革新的、活発です。

逆に言えば、
自由、天真爛漫、のびのび、無邪気、創造的、革新的、活発は→ わがまま、自己中心的、したい放題です。

 

消極的、機嫌取り、恥ずかしがりは → 従順、協調、適応、おとなしい。

冷たい、人情に欠けるは → 冷静、理性的、論理的、客観的です。

あたたかい、親切、思いやりは → 甘やかす、過干渉、過保護、おせっかい、につながります。

 

この両面に価値を見出すことで、心の平安が得られやすくなります。

 

自己受容と他者受容は正比例します

 

あなたが 「自分の中の自己中心的な部分」を受け容れられない(認められない)なら、
「他人の中の自己中心的な部分」を受け容れることができません。

逆に言うと、
あなたが 「自分の中の自己中心的な部分」を受け容れることができる(許せる)なら、
「他人の中の自己中心的な部分」を受け容れる(許す)ことができます。

 

あなたが、「自分の中のいいかげんな部分
(適当、適度、いい加減、雑な、こだわらない、許容範囲の広い…)」
を受け容れることができる(許せる)なら、
「他人の中のいいかげんな部分」を受け容れる(許す)ことができます。

 

同じように、
あなたが「自分の中のなさけない部分」を受け容れることができる(許せる)なら、
「他人の中のなさけない部分」を受け容れる(許す)ことができます。

 

あなたが、「自分の中の無愛想な部分」を受け容れることができる(許せる)なら、
「他人の中の無愛想な部分」を受け容れる(許す)ことができます。

 

あなたが、「自分の中の冷たさ」を受け容れることができる(許せる)なら、
「他人の中の冷たさ」を受け容れる(許す)ことができます。

 

あなたが、「自分の中の攻撃的な部分」を受け容れることができる(許せる)なら、
「他人の中の攻撃的な部分」を受け容れる(許す)ことができます。

 

嫌悪感を抱いている相手のことを許そうとするのではなく
自分のシャドーと向き合い、
自分を受け容れ(自己受容)、許し、癒していくことがポイントです。

 

参考までに

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