2020/08/27
【症状】右股関節痛と左尻～太ももの痛み
左は昨日とてもだるかったが、今日は大丈夫。
【検査】上体を左に倒し、尻を右に突き出すようにすると痛みが再現する。
歩くと、左足が前の時に、右股関節に痛みが出る。
前屈すると腰に痛みが出る。前屈から戻す時も痛い。
後屈すると尻が重く、後屈から戻した時に痛みが出る。
仰向けになって右股関節を外旋・外転から押す（fabereパトリック検査）と右股関節が痛い。痛いが、この体操をよくやっていたとのこと。
右股関節を回し、内旋・内転の状態で違和感が出る。
左股関節を回し、内旋・内転の状態で右股関節痛に違和感が出る。
右股関節の前～大腿前を伸ばすと痛い。
左股関節の前～大腿前を伸ばしても違和感が出るが、右ほどではない。
【バランス調整体操】
左股関節の前～大腿前を伸ばした状態で、上体をひねり気持ち良い所を探す。
痛気持ち良いところがあったので、そこでキープするも痛みは変わらず。
右股関節の後ろ～大腿の後ろを伸ばし、やや外旋すると気持ち良く、さらに踵（かかと）を引くようにすると更に気持ち良い。
気持ち良さがなくなるまでキープすると、歩いた時の痛みが無くなった。
ご自分でもこの体操をされているとのことでしたが、股関節～大腿の前と後、内側と外側を漏れなくチェックすることがポイントです。
左に倒した時の痛みが無くなり、前屈した時は気持ち良さが出るように変わった。
後屈した時の痛みが残る。
前屈した（後ろを伸ばす）時は気持ち良いので、
よつんばいになって尻を右に振ったり、左に振ったりして気持ちの良いところでキープ。
後屈した時の痛みが消え、戻す時も痛みが出なくなった。
仰向けになって右股関節を外旋・外転から押す（fabereパトリック検査）と痛みの出る場所がが前方に変わった。
右膝を伸ばした状態で股関節～骨盤を内旋・内転すると気持ち良い。
気持ちの良さが無くなるまでキープしてfabereパトリック検査すると、痛みが無くなった。
左股関節を再検査すると内旋・内転の時に右腰が痛みが出るので
座って左股関節を外旋・外転し、上体を屈曲させていく。
気持ち良さは、続くが中断し検査すると、先ほどより改善していた。
それを続けても良さそうだが、仰臥位（仰向けで）左股関節を外旋・外転し、頭方へ引き寄せるようにすると
「痛気持ち良さ」が出る。
「痛い」のか「気持ち良い」のか分かりづらい場合は、
注意深く行ってみて、その結果、痛み・違和感が減るのか、増すのかを確認する。
この方の場合は、違和感が減ったので、
次に少し角度を変えてもう一度行ってみたら
「完璧ですよ、先生」というくらいに痛み・違和感が消えました。
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