【動画】腰痛患者さんをストレッチ体操のみで改善

2週間前に階段を上っている時にぎっくり腰のようになったという患者さん。

まずは、どのように動くと、どこに痛みが出るのかを確認。
それらを痛くない方向へ動かすだけで痛み、違和感がすっかり無くなりました。

右に倒すと、右の尻に痛みが出ます。
左に倒しても痛みは出ません。
右にねじると右の尻に痛みが出ます。
左にねじっても痛みは出ません。
前屈も後屈も尻(仙腸関節)に痛みが出ます。

左に倒して痛みを改善させようと、左から骨盤を押してもらうと痛みが出る。
万歳して手首を持ち、左に倒しても痛みが出る。
左にねじったら先ほどは痛くなかったのに痛みが出る・・・。

そこで、骨盤のバランスをみました。
右足を前に出して左ひざを床につき、骨盤を前方に出すと痛みが出ます。
左足を前に出しで右ひざを床につき、骨盤を前方に出しても痛みは出ないので、その姿勢から身体をひねります。
左にひねると痛みが出ますが、右にひねっても痛みは出ません。
その位置でキープしました。

すると立って右に倒して出た痛みが出なくなりました。
左に倒すと右腰にツッパリ感が出ます。
右にねじった時の張り感も出ますが、左にねじった時は大丈夫なので、左にねじった位置でキープ。
しかし、右にねじった張り感は無くなりません。

次に、ベッドの上に右足をのせて、右脚の後ろを伸ばすと気持ち良さがあり、足を内向きにひねると更に気持ち良さが増します。
その位置でキープ。
上体を右にねじった時の痛みが無くなりました。
前屈も後屈も張り感はありますが、前屈した時の方が違和感が強いので体を反ってみます。

ベッドの上で「腕立て伏せ」をするような姿勢から上体を反らせ、右ねじりと左ねじりを比べると、
右にねじると左の背中が張ります。
左にねじっても大丈夫とのことなので、その位置でキープ。
すると右にねじった時の背中の張りが出ません。
今度は、ひねらずに上体を反らせると気持ち良いとのことなので、そのままキープ。

すると立って前屈した時の痛みがずいぶん楽になりました。
後屈はまだ張り感が残ります。

私(施術者)が患者さんのふくらはぎを把持して後屈すると張りが出ません。

そこで、ふくらはぎをストレッチし、つま先を内側・外側へ回してみて、一番気持ち良いところでキープ。

これで、全ての違和感が無くなりました。

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