2025/05/12
前回は、「感情には、良いも悪いもなく、じっくり感じれば、やがて消えていく」というお話をしました。
感情は、あるがまま、そのままを感じればいいのです。
ところが、怒りのような攻撃的な感情は、第2感情と言われていて、それを感じ続けても消えないのです。
実は、怒りの深層には、第1感情が隠れているのです。
例えば、【みんなの前で叱られたという状況】
ムカッ~!として相手をぶん殴ってやりたい。
そんな時には、一旦、怒ることは人間として当然のことと受け入れながらも その奥にある第1感情を探ります。
みんなの前で叱られて「みじめ」「情けない」「恥ずかしい」「不安」などの感情が隠れています。
この第1感情を悪いことと判断せず、当たり前のこととして【受容する】ことが 不快な感情のストレスを軽減する第1ステップとなります。